工場2階床のヒビの原因究明から補修 | 快適な住まいを応援する江藤建装 / 福岡のリフォーム応援隊

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快適リフォームブログ

工場2階床のヒビの原因究明から補修

2022年10月17日

 

 

工場2階のコンクリート製の床のヒビの原因を知るべく 一旦一番上から順に撤去していき、原因が分かり次第

補修をして またセメントで埋め直すという作業のご依頼でした。

 

 このように 近くで見ると ひびがはいっています。

 

 

 

 

 工場内でのコンクリート斫り作業となりますので 粉塵が舞わないように

 

 

 枠を作り

ブルーシートで覆い 吸気ダクトを通して この中で斫り作業を行い工場内への粉塵が舞うことを防ぎます。

養生が完了し、いよいよ斫り作業です。

ヒビの原因を知るため ヒビのある斫りが必要そうな箇所周りを専用のカッターで溝を作り

原因が分かるまで斫っていきます。

 

コンクリートの下には 2階の床を支えるデッキプレートが出てきました。

どうやら 初めはこのデッキプレートに直径50センチほどの穴があけられていたらしく

その穴が必要なくなったのか どちらかの業者さんに依頼してその穴をふさいだようです。

その時使用されたデッキプレートのサイズが 穴のサイズより大きくて 元のデッキプレートの上にのせている状態で

セメントで覆っていたため セメントの厚さが全体と異なり 工場ですので この床の上をフォークリフトが重い荷物を持って

行き来をするため ヒビが入ってきた という事のようです。

これがその穴です。 この穴をフラットになる状態でふさがなければなりません。

縞鋼板で蓋をしてセメントで仕上げるため、元々のデッキプレートの凹凸の凹にウレタンを埋め込みセメントの滲み込みを防ぎます。

シーリングを縞鋼板の大きさより内側にたっぷりおいて 縞鋼板のズレを防ぎます。

そして縞鋼板で蓋をして

良く踏みつけて シーリングと密着させずれないことを確認

床斫りの為の養生を撤去して 斫ったセメント部分に斫らなかったもともとのセメントの高さに合わせて

セメントを敷き詰めるため鉄筋を組み

セメントを流し込んで

新聞紙をかぶせて水分を引き出し

水分で濡れた新聞紙にセメントの粉を満遍なく巻くことで セメントの粉が水分を吸うので

セメントの乾燥が自然と早くなります。

新聞紙を撤去して ある程度乾燥したタイミングで最後の均しをして

始めにカッターで溝を入れていた部分が必要なくなったので 弾力のあるシーリング材を埋め凹みを無くし

ご依頼いただきました問題が解決して完成です。

いつもお世話になっております こちらの工場の担当者様

この度もご依頼下さいまして 誠にありがとうございました。

 

 

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